勇進流女性居合舞の趣旨
【世界をとりまく情勢
 日本がもの凄い勢いで経済発展していた頃、アジアやアフリカの多くの国々は経済発展途上国と呼ばれ、懸命に日本に追付こうと努力していました。
発展途上国の多くが先進国の仲間入りをすると、日本の社会情勢は一変しました。日本国内での製造業が成り立たなくなって、零細企業までもが安い労働力を求めて海外進出を余儀なくされ、
日本の社会構造がすっかり変わってしまいました。
【日本の現実】
 一方、日本国内では超高齢化社会に突入し、平成27年は4人に一人が65歳以上の高齢者になりました。2055年には65歳以上の高齢者は国民の40%を越えるようです。つまり国民の2人に一人が高齢者となります。
 それに反して少子化が進み、
人口構成のバランスも問題となるところです。
【日本の将来】
 そうした中で、今、日本が目指しているのは、豊かな自然と伝統的な文化をアピールする観光文化立国です。日本の国際航空便の利用客は、ついに日本人よりも外国人の方が上回りました。豊かになった外国の方が大挙して日本を訪れ、大阪では、道頓堀が外国人観光客で溢れ、ホテル不足が顕著です。2020年の東京オリンピックを控え、この傾向は更に拍車がかかります。
 ところで、今、彼ら
(観光客)が求めているのは、優れた日本の商品より、むしろ名所旅行や「こころ」に残る日本特有の文化との触れ合いです。
新文化芸術 ―女性居合舞― の確立を目指して】
 そこで、日本人はもちろんのこと、外国人にも理解できる日本特有の新しい文化形態を確立させようと発足させたのが『女性居合舞』です。
『女性居合舞』は日本固有の「刀技術・居合」と「日本舞踊」と「日本歌謡」を合体させた世界にアピールできる「こころ」の表現です。
よくありがちな、それぞれの専門家がコラボレーションするというのではなく、一人の女性がすべてを表現するという圧倒的な迫力は、日本女性が世界に主張する絶好の場ともなるでしょう。
 勇進流女性居合舞は、「居合」も「舞踊」も「歌謡」もすべて他の追随を許さない手造りの画期的な文化芸術を目指します。日本が目指す観光文化立国に貢献できれば、これほどに、嬉しいことはありません。
                                       平成2712月吉日
勇進流 女性居合舞総合企画室